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ペン立て(一本用)を作る

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日常的に使う筆記用具は決まったボールペン一本だけなので、専用のペン立てを作りました。好きなボールペンはZEBRAのFortiaです。

ペン立て(一本用)

作り方

基本的には、ペンの収納部と土台と双方を結びつけるジョイント部だけなので、各部を加工・塗装して接続していくだけです。

材料

部分 材料
ペン収納部 丸パイプ(白)外径15mm、長さ60mm
収納部とジョイント接続 木ダボ(外径10mm、長さ30mm)とねじ(3×20mm)
ボールジョイント BJ-05
ボールジョイントと土台接続 プラ板(厚さ1mm)とタッピングビス(3×8mm)
土台 飾り台(60×60mm)

ペン収納部作成

丸パイプをパイプカッターなどで長さ60mmで切断し、端から6mm程度の場所に3mm程度の横穴をあけて長さ20mmのねじが通るようにする

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収納部とジョイントの接続部品作成

木ダボを10mm程度切断して断面をヤスリがけして整え、上部から5mm程度のところに横穴を貫通させ、下部底面の中央から縦方向に7mmくらいの穴をあける。穴はねじやボールジョイントの棒が入る程度で、約3mm

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ボールジョイント部品

BJ-05の部品をニッパーで切り出して使用

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ボールジョイントの押さえ板作成

プラ板を切り出し、ボールジョイントが収まるように穴をあける。直径7mmの穴は彫刻刀を使うと開けやすい。小さな穴はまだ開けない

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ボールジョイントを通してプラ板を2枚重ねた状態でテープで仮止めし、飾り台に取り付ける用の下穴(約3mm)をあける。この下穴は、2枚分をまとめてピンバイスで開ける。穴をあけたら切断面を紙やすり(400番)で削り、位置を合わせてプラ板を接着剤で貼り合わせる

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土台に下穴をあける

土台は市販されている飾り台を使う。中央に印をつけて押さえ板の位置調整を行い、テープ止めして取付穴の位置を決め、下穴(約2mm)をあける

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仮組

材料の加工が終わったらねじを通して仮組する

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塗装

プラスチック部品は金色のスプレー、木工部品には水性ニスを三度塗りする。パイプを塗装する際は、スポンジを穴に入れ、針金を貫通させて回転しながらスプレーし、物干し台に吊り下げて乾燥させる。水性ニスを塗る際は、100円ショップの食品保存容器と絵筆を利用

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組み立て、完成

乾燥させた各部品を組み立てて完成。最後にクッション用のスポンジをパイプに押し込んでおけばペン先にも優しい

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試行錯誤

最初、ペンの収納部を塩ビ管で作ろうと思いましたが、最小のものでも径が大きすぎたため、ホームセンターを探し回ってホワイト丸パイプを見つけました。

ジョイント部も当初はL字金具を考えていましたが、やはり大きさが合わずに悩んでいたところ、塗装の参考に読んでいた『Nomoken』にプラモデル改造のテクニックとして掲載されていたボールジョイントを見つけました。

木ダボで作ったペン収納部とボールジョイントとの接続部には、アクリルの丸棒を使おうと思って買いましたが、あまりに硬くて思うように切断できないことが判明し、バルサ材の丸棒を買いに行ったホームセンターで木ダボを見つけました。

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傷をつけただけで終わったアクリル棒

結局サイズを合わせるために切断しなければならないので、使い勝手はあまり変わらないですが、バルサ材は90cm単位でしか売っていないことが多いので、持ち帰りを考えると木ダボのほうが良さそうな気がします。

穴あけに関しては、基本的にピンバイスを用いています。1.0mmから0.5mmおきに2.5mmまでと今回追加で2.8mmを購入し、一つの穴につき計4回ドリル刃を替えて地道に作業しました。

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参考