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QGISで東京都の行政区域をぬり分ける

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東京都の行政区域を「N03_004」で分類して色分けすると、下図のようになります。島しょ部除く、以下同じ。

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「国土交通省国土政策局「国土数値情報(行政区域(東京))」をもとにid:tekito-gottaniがQGISを用いて編集・加工」

市部はぬり分けされていますが、23区の部分が同じ色になってしまいます。江東区の南に浮いている部分と江東区と江戸川区の境界の一部が別の色になっているので地物情報を表示させてみると、「所属未定地」となっており、思わぬ発見があります。

続いて、今度は「N03_003」で分類して色分けしてみると、下図のようになります。

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「国土交通省国土政策局「国土数値情報(行政区域(東京))」をもとにid:tekito-gottaniがQGISを用いて編集・加工」

今度は、区部がぬり分けされているものの、「西多摩郡」は郡名が入力されているので別の色になっていますが、市部が同じ色になってしまいます。

これをまとめて色分けするには、項目の分類方法に条件式を入力します。

つまり、「N03_004」に何も入力されていない場合は「N03_003」、入力されていれば「N03_004」を用いて分類するように指定すればすべての領域を色分けできるはずです。

レイヤプロパティのスタイルで条件式入力ボタンを押します。

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そこで、上記のように条件式「if( "N03_004" IS NULL, "N03_003" , "N03_004" )」と入力して分類ボタンを押して表示させると下図のように東京都が市区町村で色分けできます。

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「国土交通省国土政策局「国土数値情報(行政区域(東京))」をもとにid:tekito-gottaniがQGISを用いて編集・加工」

地図データといってもshapeファイルは、実際は文字や数値のデータベースのようなものなので、Excelなどと同じようにデータを操作する際は、関数や条件式などが欠かせません。

それほど複雑なものではない割に、覚えるととても便利なので、Excel関数と似たようなものですから、あまり詳しくない方は、Excel関数入門サイトなどに目を通して概要を把握することをお勧めします。