読み込まれたファイルは、レイヤパネルに表示され、対象のレイヤを右クリックすると様々な操作ができます。
市町村ごとに色でぬり分ける
青森県の市町村ごとに色をぬり分けます。
レイヤパネルで対象レイヤを右クリックして「プロパティ」を選択します。
スタイルタブの一番上のボックスで「分類された」を選び、カラム欄は「N03_004」を選択し、「分類」ボタンを押して「OK」をクリックすると、市区町村で色分けされた行政区域図になります。
「国土交通省国土政策局「国土数値情報(行政区域(青森))」をもとにid:tekito-gottaniがQGISを用いて編集・加工」
文字化けした場合
「分類」ボタンを押しても色分けされず文字化けしている場合は、レイヤプロパティ画面の「一般情報」タブを開き、「データソースエンコーディング」をWindowsの場合は「System」、その他の場合は「Shift_JIS」に変更してプロパティ画面を一回閉じて再度操作すれば読み込めると思います。
市町村名を表示させる
続いて市町村名を表示させます。
レイヤプロパティから「ラベル」タブを選択し、「このレイヤのラベル表示」を選択、ラベル欄は「N03_004」を選んで「OK」。
「国土交通省国土政策局「国土数値情報(行政区域(青森))」をもとにid:tekito-gottaniがQGISを用いて編集・加工」
ごく小さな領域でも独立した領域であれば一つの区画としてラベルがつくので、離れ小島などがあると多くのラベルが表示されます。
その場合、先ほどのレイヤプロパティのラベルタブのオプションを変更します。「レンダリング」の「このレイヤの全ラベル表示」にチェックを入れて、「これより地物が小さい場合ラベリングを行わない」の数字を2.00mmなど画面を確認しながら調整して試行錯誤します。下記の例ではさらに、「テキストスタイル」の「大きさ」を15に変更しています。
「国土交通省国土政策局「国土数値情報(行政区域(青森))」をもとにid:tekito-gottaniがQGISを用いて編集・加工」
郡や区が表示されない
青森県の場合は問題なく市町村をぬり分けできましたが、東京都など「区」を含む場合は、その領域が同一色になってしまいます。この問題に関しては、「属性情報を読む」のページを参照してください。