適当のごった煮

Pythonと境界標とQGISを中心にいろいろと

境界標とは何なのか

スポンサードリンク

境界標とは

境界標とは、ひとことで言えば敷地境界を示すために設置された標示です。つまり、道路と私有地や隣り合った私有地など、土地の所有者が変わる境目がどこなのかを誰が見ても分かるようにするための目印です。

土地の境界線が定まっていないと、災害が発生したときの復旧工事の範囲や、遺産で土地を相続するときにどこからどこまでが誰の所有なのかをはっきりさせないと、混乱のもとになる、らしい。

「らしい」と記載したのは、それまで境界標を意識することなく、土地境界をめぐる争いの当事者になったことがないし、境界確定を仕事ととしているわけではないので、ネットで調べた範囲の境界標にまつわる知識しかないためです。

自分が住んでいる板橋駅東口付近は、北区と豊島区、板橋区の境界線が存在するので、何かその付近に区の境界を示すような標識がないか探したことが、境界標を見つけた最初でした。

f:id:tekito-gottani:20160930180559j:plain

その時に見つけた、道路に埋め込まれているプレートが、境界標と呼ばれ、至るところに設置されていることを知り、いつのまにか出歩くときは路面に目を走らせ、境界標を探し歩くようになってしまいました。

細かく言えば、境界標に関する歴史や法律は想像以上に深いものがありそうですが、個人としては、散歩しながら見たことのない新しい境界標を見つけるというお金のかからない娯楽として境界標探しを楽んでいます。

境界標のありか

普段歩き慣れた道でも、意識しなければ目に入らないことはたくさんあります。そのうちの一つが境界標でしょう。

少し路面に注意して歩くだけで、あちこちに埋め込まれている境界標を見つけることができます。

例えば、歩道と私有地の境目、国道とその他の道路との境目、鉄道駅の付近などで、様々な種類、大きさの境界標が見つかります。

f:id:tekito-gottani:20160930180632j:plain

モノによっては、そんなに浮き出ていては、通行人がつまづいてしまうのではないか、と思ってしまうほど自己主張している境界標も見受けられますが、自分の人生でも、今まで存在を知らなかったくらいだから、まぁ大丈夫なのでしょう。

どこにでもあるけれど、すべてが同じではない、思わず探してしまう境界標。暇つぶしに探してみてはいかかでしょうか。

参考